新コレクション「エジェリー」を祝い、2 世紀に渡る女性用時計が特別来日展示。2021年12月15日~29日ヴァシュロン・コンスタンタン銀座ブティックにて
18世紀の変わり目からヴァシュロン・コンスタンタンの創意あふれる時計づくりの世界を優雅に彩ってきた女性向けの時計。 さまざまな芸術的な潮流を忠実に映し出すこの時計づくりの豊かな遺産を紹介するために、ヴァシュロン・コンスタンタンは、所蔵するヘリテージ・コレクションから女性用モデル10点をセレクト。ジラール・ペルゴ 時計 2022年2月に発表した新コレクション「エジェリー」を祝い、ヴァシュロン・コンスタンタン銀座ブティックにてHERITAGE LADIES EXHIBITIONを開催。
オートクチュールとオートオルロジュリー(高級時計製造)の2つの世界が出会います!
今年発売された新しいヴァシュロン・コンスタンタン・コレクション、「エジェリー」は、オートクチュールとオートオルロジュリー(高級時計製造)の2つの世界が出会い、それぞれが結びつける共通の価値観に敬意を表しています。
この期間限定のポップアップストアでは、ヴァシュロン・コンスタンタン銀座ブティックがエジェリーの世界観を表現した空間と化し、展示される時計は、メゾンがプライベートに保存するヘリテージ・コレクションから選んだセレクションでオートクチュールとの緊密な関係をあらためて浮き彫りにし、2世紀以上に渡って女性用の時計の創作に取り組んできたことを証明します。
オートクチュールとオートオルロジュリー(高級時計製造)は、密接な関係があります。
オートクチュールのメゾンは、20世紀の半ば以来、アトリエでの服づくりからファッションショーに至るすべての活動をコード化する一連のルールに支配されてきました。当然ながらこの徹底的に厳格な規律に刺激を受けた各メゾンの想像力がオートクチュールのスタイルやラグジュアリー、クオリティといったすべての世界を形成しています。
ヴァシュロン・コンスタンタンなど、これに対するオートオルロジュリーでも同じようにしていくつもの教えが固く守られています。これによって、職人技や知識の融合から生まれるその時計が確かなオートオルロジュリーになるのです。ヴァシュロン・コンスタンタンがオートクチュールと共有している点は、独創的な創作に専ら意を注いで申し分のないクオリティを実現することや、メティエ・ダールならではの職人技への取り組みです。
そしてまた、女性の分野に触れなくては、この密接な関係を想起させるのは困難です。女性の分野は、オートクチュールの表現にとって特別な場であり、ヴァシュロン・コンスタンタンでは、2世紀以上に及ぶアーティスティックな感性を体現する場でもあるのです。
●アフタヌーンティータイム - イエローゴールドとシャンルヴェ・エナメルの女性用ペンダントウォッチ(1834年製造)
フェミニンなオートオルロジュリー
女性たちは、歴史の非常に早い時期から時計製造に関心を抱いてきました。
多くは時計というオブジェで自身の装飾を引き立てるのが目的で、中には特異なものもありましたが、一般的には通常はジュエリーとしての時計でした。とはいえ、これらの品の実用性が無視されていたわけではなく、女性向けのリピーター・ウォッチやカレンダー・ウォッチがたくさん作られていたことがその証拠です。
しかも20世紀前半に腕時計が普及する以前に腕に時計を初めて着けたのは女性でした。ヴァシュロン・コンスタンタンは、18世紀の変わり目に初めて作られた女性用の懐中時計から、現在のエレガントなレディス・ウォッチに至るまで、あらゆる時期に足跡を残してきました。完璧に体にフィットする素晴らしいオートクチュールのように、これらの時計はすべて夢や情熱を掻き立てます。